『独習C#』を二回読んで

本日、ついに『独習C#』の再読が完了しました。
結構なボリュームの本なので、やはり一回目に読んだときと二回目に読んだときでは感想が違ってきますね。

ちゅーわけでその感想をば。

C#の基礎はこの一冊でいい

僕がC#の入門書で読んだのは『C#がわかる+使える』と『独習C#』の二冊です。
『C#がわかる+使える』は内容自体はとてもわかりやすいです。
他の言語の経験者が読む分には「へえ! C#ってそういう風に使うんだ! なるほどなあ」と思うこと間違いなしなのですが……ぶっちゃけ内容が古いです。
特に一部の機能の使い方は完全にカビが生えています(デリゲートとか)。
というわけで、他言語の経験がある方(変数とか関数の意味くらいならわかる方を想定)なら『独習C#』いっちゃいましょう。
『独習C#』も「そんな使い方しなくな~い?」みたいなものはチョイチョイ出ますが、『C#がわかる+使える』よりは新しいです。
他にもっと最適なC#の入門書があればぜひ教えてください(7.0に対応しているものが理想ですが……『独習C#』並みに網羅してるものはなかなかないですよね)。

ネットでも情報をあさったほうがいい

先ほども書きましたが、『独習C#』の内容はちょっぴり古いです(第3版)。
あと、あえて触れていない機能も多々あるのかな? と思いました。
例えば実際のC#の開発で使うは定義済みデリゲートを使うことが多いと思うのですが、定義済みデリゲートについては一切触れられていません
また、前回読んだときにも書きましたが『独習C#』の内容だけでは、僕はデリゲートやイベントの機能を理解することができませんでした
穴を埋めるために読んだ【LINQの前に】ラムダ式?デリゲート?Func<T, TResult>?な人へのまとめ【知ってほしい】という記事が非常に参考になったので、同じくデリゲートやイベントで引っかかっている方は参考にしてみてください。
ネットで情報の補強をしたおかげで、今回は『独習C#』の該当項目もスラスラと理解できるようになっていましたよ。
継続は力なりだなあと思いました。

一部の解説は少なすぎるので足りない

情報が古いというわけではないのですが、「これじゃ情報が少なすぎてわかんないよ」というものがちょいちょいあります
例えばコレクションや、LINQについてですね。あとは、一部の予約語でしょうか(yieldの解説とかほんとに少ないですw)。
コレクションは僕もいろいろとネットで調べ、解説記事もあげています(制作物一覧をご覧ください)。
LINQも基礎は解説しているのですが、もう一歩踏み込んだ解説がほしいなあと思いました。
が、これは本文でも述べられているように、独習C#はあくまでも初学者向けの本なので、仕方のない部分もあります
あんまり深く突っ込むと、ただでさえ分厚い本が今の二倍三倍になっちゃうかもしれませんしね……。
というわけで、LINQやコレクション、一部の予約語もネットの記事をあさったり、別の本を参考にした方がよいと思いました
僕もLINQについては別の参考書か、ネットの記事を読まないとなあと思っています。

最後の章の解説が異質

最後の章だけ解説が異質です。
もちろん、内容が今までの章に比べて複雑だからということもあるのでしょうが、それでもやっぱりこれまでの章と比べて、どうも浮いている気がします。
本書の前半に「C#4.0の解説も加えました~」的なことが書いてあった気がするのですが、ひょっとすると、この最後の章は「翻訳」ではなく、日本人の方が一から書いているのかなあと思いました。
まあ僕の理解力が足りないだけかもしれませんがw

なんにせよC#の機能を把握するならベストな一冊

批判もしていますが(ちゅーか批判の起きない完璧な本なんてないでしょう。つつこうと思えば何かしらつつけます)、後半の駆け足(ここだけ別の本にしてくれても……と思いました)が気になった以外は大満足の一冊です。
買ってよかったです。
前回読んだときは理解できなかった部分も、ほぼ理解できました(LINQと最後の章は依然として微妙ですがw)。
C#についての理解がずいぶんと深まりましたので、そろそろ次のステップへ進むときかな、と思いました。

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