『オブジェクト指向JavaScriptの原則』の感想とオライリー本について

巷ではオライリーの本は難しい難しいと言われていますね。
でも難しくない本もあると思うんですよね。
実際、「人気だから」という理由で僕もオライリーの本も三冊ほど買っていますが、どれも非常に読みやすく、得られるものも多かったです。

「せやかて、初心者にはきついで」と思われるむきもあるでしょうが、僕はプログラミングを始めて約半年です(もっと短いかも)。
約半年が初心者でなければ、一体誰が初心者でしょう?
そんな初心者プログラマーな僕でも特に詰まることなく完読できたのが以下の三冊です。

『リーダブルコード』
『開眼! JavaScript』
『オブジェクト指向JavaScriptの原則』

どれもペラッペラの本です(150ページから200ページくらい)。
ひょっとすると分厚いオライリー本(例えば『JavaScript第六版』とか)は本当に難しいのかもしれませんが、少なくとも上に挙げた三冊の本は僕でも難なく完読できました。

というわけで、本日は『オブジェクト指向JavaScriptの原則』の感想記事を書きたいと思います。

ES5におけるオブジェクト指向風の書き方が知れる

JavaScriptはオブジェクト指向でも書ける言語です。
ですがクラスベースではないため、どのようにオブジェクト指向を実装すればいいか悩むことも多いかと思います。
実際、「C#ならこういうことができたが、JavaScriptではどうする?」という疑問はちょくちょく頭をもたげました。
それに対するES5での回答がこの本には詰まっています。
ここであえてES5と書いたのは、ES6についてはほぼ取り扱っていないからです。
ES6におけるオブジェクト指向が知りたい場合は別の書籍を当たった方がよいでしょう。

ちなみにですが、僕が現在使っているJavaScript環境は一部のES6機能にしか対応していません(ツクールMV)。
ES6の記法よりもES5での記法を知りたかったので『オブジェクト指向JavaScriptの原則』の購入を決めました。

オブジェクト指向の基礎は知っている前提

この本はJavaScriptの入門書ではありません。
また、オブジェクト指向の入門書でもありません。
ごく当たり前にJavaScriptを書ける人が対象ですし、オブジェクト指向についても一通りは把握している人が対象です。
とはいえ、プログラミング歴半年の僕が知っているレベルの知識で大丈夫でしたので、それほど恐れる必要はありません。
「文法面では特に詰まることがない。詰まったとしてもググればすぐに思い出せる」
「継承やポリモーフィズムという用語くらいは知っているし、他の言語でなら利用したことがある」
といった程度の知識があれば全く問題ないでしょう。

JavaScript特有の動きについても書いている

『開眼!JavaScript』とかぶるのですが、一章と二章はプリミティブ型と参照型の違いや、JavaScriptにおける関数の取り扱いについて詳しく説明してくれています。
個人的にはいい復習になってよかったですが、すでに知ってそうな部分は飛ばしてもいいかもしれませんね。
三章からはきちんと読んだほうがいいでしょう。
僕もプロパティの属性なんかは今までほとんど使ったことがなかったのですが、これからは意識して使いたいなと思います。

ES6に向けて

ラノゲMVではES6の機能がほぼ完全に使えるのでは? と勝手に期待しているのですが、どうなんでしょうか。
仮にES6の機能が使えるようになっても、ES3やES5の機能を学ぶ価値はあります。
なぜならES6の機能はES3やES5を改善するために生まれたからです。
つまり、古い機能を知ることにより、新しい機能の適切な使い方を暗に学ぶことができるのです。
いやほんと温故知新ですね。

まあそれはさておき、ラノゲMVではCoffeeScriptなるものが使えるそうです。
僕も昨晩CoffeeScriptの公式サイトちょこっと眺めたのですが、ぶっちゃけ「これ学習するならTypeScriptがいい」と思いました。
ラノゲMVでES6の機能が問題なく使えるなら、まあ学習しなくてもいいかなあ……って。
ES6が使えるなら、まずはES6の文法を覚え(言うても僕はアロー関数くらいなら普通にわかりますし、クラス構文もC#とちょこっと違うくらいな気がしましたが)、実践していきたいですね。
CoffeeScriptは余裕があればということで……(Ruby好きにはいいかもしれないっていう噂ですよ)。

オライリー本について

最後にオライリー本について少し書きます。
オライリーの本は一般的に難しいと言われています。
実際、プログラミングを本当に始めたばかりの人(一ヶ月目とか)には厳しいと思います。
基本的な用語は知っている前提で話が進むので、専門用語がバンバン出ます。最後まで読み切るのさえ辛いでしょう。
が、ある程度プログラミング関連の用語を知ったあと、すなわち僕と同じくプログラミング歴半年くらいの方は、恐れずにオライリー本を手にとってみるのもよいのではないでしょうか?
僕自身、最初に挙げた三冊のオライリー本(『リーダブルコード』『開眼!JavaScript』『オブジェクト指向JavaScriptの原則』のおかげで、プログラマーとして一つ成長したなという実感があります。

さーて次は何読みましょうかね。
と、そんな感じで終わります。
ほな、また。

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