MITライセンスってなんじゃらホイ

はいどーもみなさんこんにちは。
ツクールMVでゲームを作るならプラグインの利用は必須と言っても過言ではありませんよね。
そんなプラグイン君たちですが、よく「MITライセンス」という言葉を聞いたことはありませんか?
これが一体何なのか今回は調べてみました(あ、僕が公開しているプラグインもMITライセンスです。意味わからずに使ってました)。

そもそもライセンスってなんやねん

ライセンスとは「こういう使い方をしてもいいですよ、でもこういう使い方はダメですよ」というルール(使用許諾条件)を定めたもののようです。
MITライセンスを除けば、GPLとかCCとかが有名じゃないでしょーか。
創作をしている方なら一回くらいは聞いたことあると思います。

他にはパブリックドメインなんてものもあるようですね。
例えばこちら。
くらむぼんさんが公開しているプラグインです。
http://tm.lucky-duet.com/viewtopic.php?f=5&t=1618
「ええで、好きに使ってや。でもなんも保証せーへんで」という感じでしょうか。

MITライセンスってなんやねん

まずはこちらをご覧ください(僕のGitHubリポジトリです)。
https://github.com/Tsumio/rmmv-plugins/blob/master/LICENSE.txt
右の方にPermissionsやらLimitationsやらConditionsやら書いてありますね。
これはMITライセンスの使用許諾条件をまとめたものです。

一つ一つ見ていきましょう。

Permissions(許可されていること)

 Commercial use(商用での使用)
 Modification(改変)
 Distribution(再配布)
 Private use (私的な使用)

要は商用利用可能だし、改変OKだし、再配布もOKバッチコイ! という感じでしょーか。
非常にゆるーいですね。

Limitations(制限・禁止されていること)

 Liability(責任)
 Warranty(保証)

これは「このプログラム(プラグイン)を利用して起こったことに対して一切の責任は取りませんよ。仮にプログラムの不具合のせいであなたに多大なる損害が出ても知りませんよ。また、不具合が修正される保証も一切ありませんよ」ということでしょう。
つまりプラグインの制作者に責任や保証を求めることが「禁止」されています。

Conditions(使用するための条件)

License and copyright notice(ライセンス表示とコピーライトの表示)

そのプログラム(プラグイン)を利用する場合、MITライセンスであることを示す表示と、著作権表示をしてくださいねーということのようです。

より詳しくMITライセンスについて知りたい方は原文をご覧になるとよいんじゃないでしょーか(ググったら日本語版も出ます)。

具体的にプラグインを見てみる

MITライセンスが適用されているプラグインを見てみましょう。
例えばこちら。
トリアコンタンさんのMasterVolumeOptionというプラグインです。
https://raw.githubusercontent.com/triacontane/RPGMakerMV/master/MasterVolumeOption.js

最初の方に表示されている

// —————————————————————————-
// Copyright (c) 2015-2017 Triacontane
// This software is released under the MIT License.
// http://opensource.org/licenses/mit-license.php
// —————————————————————————-

これがLicense and copyright noticeです。
これは消しちゃいけません。
消したらライセンスに違反します(たぶん)。

個人的には

//=============================================================================
// MasterVolumeOption.js
// —————————————————————————-
// Copyright (c) 2015-2017 Triacontane
// This software is released under the MIT License.
// http://opensource.org/licenses/mit-license.php
// —————————————————————————-
// Version
// 1.1.1 2017/06/29 マスターボリュームの増減値を変更したときに計算誤差が表示される場合がある問題を修正
// 1.1.0 2017/06/26 ボリュームの変化量を変更できる機能を追加(byツミオさん)
// 1.0.0 2017/06/24 初版
// —————————————————————————-
// [Blog] : https://triacontane.blogspot.jp/
// [Twitter]: https://twitter.com/triacontane/
// [GitHub] : https://github.com/triacontane/
//=============================================================================

ここまでは一切いじらない方がよいかなと思います。

さて少し下にスクロールすると、利用規約なるものが目に入ります。

* 利用規約:
* 作者に無断で改変、再配布が可能で、利用形態(商用、18禁利用等)
* についても制限はありません。
* このプラグインはもうあなたのものです。

前半二行はMITライセンスのPermissionsについて説明しているだけですね。
最後の「このプラグインはもうあなたのもの」はまるで「著作権を放棄します」と書いてあるかのように感じますが、そうではなくてLimitationsの言い換えではないかなと個人的には感じています。
つまり「このプラグインはもうあなたのものですから、私は何の責任も取りませんし、保証もしませんよ」と……(え? そんな意図はない? なあに、解釈は人それぞれさ!)。

ちなみにですが、「あなたのもの」と書かれていてもLicense and copyright noticeは消さないほうがよいでしょう。
MITライセンスに反します(たぶんね)。

もう一人見てみる

お次はみんな大好きフトコロさんのプラグインを見てみましょう。
https://github.com/futokoro/RPGMaker/blob/master/FTKR_DisplayCommandFrame.js

目立つのは

//=======↓本プラグインを改変した場合でも、この欄は消さないでください↓===============
// コマンドに枠を付けるプラグイン
// FTKR_DisplayCommandFrame.js
// 作成者 : フトコロ
// 作成日 : 2017/03/08
// 最終更新日 : 2017/04/21
// バージョン : v1.1.1
//=======↑本プラグインを改変した場合でも、この欄は消さないでください↑===============

これですね。

消さないでください、と書かれているので消さないようにしましょう。
下の方に行くと

*—————————————————————————–
* 本プラグインのライセンスについて(License)
*—————————————————————————–
* 本プラグインはMITライセンスのもとで公開しています。
* This plugin is released under the MIT License.
*
* Copyright (c) 2017 Futokoro
* http://opensource.org/licenses/mit-license.php

とあり、MITライセンスで公開されていることがわかります。
このように、MITライセンスで公開されているなら高確率でThis plugin is released under the MIT License.と書かれているはずですので、プラグイン内を検索してみましょう。

僕のプラグイン

僕が公開しているプラグインはライセンスの書き方を含め、トリアコンタンさんのプラグインをかなり参考にしています。
ただし利用規約の欄だけ以下のようにしています。

* 【備考】
* 当プラグインを利用したことによるいかなる損害に対しても、制作者は一切の責任を負わないこととします。
*
* 【利用規約】
* ソースコードの著作権者が自分であると主張しない限り、
* 作者に無断で改変、再配布が可能です。
* 利用形態(商用、18禁利用等)についても制限はありません。
* 自由に使用してください。

備考でLimitationsを示し、利用規約で「著作権者はツミオである」ということを伝えています。
他はほとんどトリアコンタンさんのものとほぼ一緒ですね。

ReadMeとかに名前を載せたほうがええんか?

ゲームを公開するとき、readmeに協力者の名前を載せることってありますよね。
もしくはエンドロールにズラズラ~と載せたり。
これって、MITライセンスのプラグインを利用した場合は載せたほうがよいのでしょうか?

確信はありませんが、readmeやエンドロールに名前を載せる必要はないのでは? と思っています。
なぜなら、使用許諾条件はLicense and copyright noticeだけだからです。
そのLicense and copyright noticeは普通プラグイン本体に含まれています。

まあ、この辺ぼくもよくわからんので、詳しい人に教えてもらいたいですねえ……。
不安ならreadmeに載せてりゃええんじゃないでしょーか。大した手間でもないですしね。

あ、少なくとも僕が公開してるプラグインはreadmeやエンドロールに名前を載せる必要はないです。

改変した場合のライセンスはどうなるんや?

改変したプラグインをMITライセンス以外の形態で配布することは問題ないようです。
が、この場合、License and copyright noticeの部分はどうなるんでしょうね?
この辺もよくわかりません。
誰か詳しい人おしえてください。

終わりに

MITライセンスで公開されているプラグインを使用するなら、License and copyright noticeさえ残しておけば自由にプラグインを改変し、ゲーム内に混ぜ込むことができるようです。
また、そのプラグインで発生した問題に対する責任や保証をプラグイン制作者に求めることは禁止されています。
ふつーの利用者なら以上の二点だけを覚えておけば大丈夫ですね。

バリバリに改変し、かつそれを再配布。いや、販売をしたい! なんて方のことはよくわかりません。
調べてみてもあんまりピンときませんでした(用語がわからへんねん)。
あとは法律の専門家にお任せしましょう!

ほなそんな感じで。

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